浄土真宗[じょうどしんしゅう]の教章[きょうしょう]
(私[わたし]の歩[あゆ]む道[みち])
宗名[しゅうめい] | 浄土真宗[じょうどしんしゅう] | ||||
宗祖[しゅうそ] (ご開山[かいさん]) |
親鸞聖人[しんらんしょうにん]
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宗派[しゅうは] | 浄土真宗本願寺派[じょうどしんしゅうほんがんじは] | ||||
本山[ほんざん] | 龍谷山[りゅうこくざん] 本願寺[ほんがんじ] (西本願寺[にしほんがんじ]) |
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本尊[ほんぞん] | 阿弥陀如来[あみだにょらい] (南無阿弥陀仏)[なもあみだぶつ] |
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聖典[せいてん] |
・釈迦如来[しゃかにょらい]が説[と]かれた 「浄土三部経」[じょうどさんぶきょう] 『仏説無量寿経』[ぷっせつむりょうじゅきょう] 『仏説観無量寿経』[ぷっせつかんむりょうじゅきょう] 『仏説阿弥陀経』[ぶっせつあみだきょう] ・宗祖[しゅうそ]親鸞聖人[しんらんしょうにん]が 著述[ちょじゅつ]された主[おも]な聖教[しょうぎょう] 『正信念仏偈』[しょうしんねんぷつげ] (『教行信証』[きょうぎょうしんしょう] 行巻[ぎょうかん]末[まつ]の偈文[げもん]) 『浄土和讃』[じょうどわさん] 『高僧和讃』[こうそうわさん] 『正像末和讃』[しょうぞうまつわさん] ・中興[ちゅうこう]の祖[そ] 蓮如上人[れんにょしょうにん]のお手紙[てがみ] 『御文章』[ごぶんしょう] |
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教義[きょうぎ] | 阿弥陀如来[あみだにょらい]の本願力[ほんがんりき]によって信心[しんじん]をめぐまれ、念仏[ねんぶつ]を申[もう]す人生[じんせい]を歩[あゆ]み、この世[よ]の縁[えん]が尽[つ]きるとき浄土[じょうど]に生[う]まれて仏[ぶつ]となり、迷[まよ]いの世[よ]に還[かえ]って人々[ひとびと]を教化[きょうけ]する。 | ||||
生活[せいかつ] | 親鸞聖人[しんらんしょうにん]の教[おし]えにみちびかれて、阿弥陀如来[あみだにょらい]の み心[こころ]を聞[き]き、念仏[ねんぶつ]を称[とな]えつつ、つねにわが身[み]をふりかえり、慚愧[ざんぎ]と歓喜[かんぎ]のうちに、現世祈祷[げんぜきとう]などにたよることなく、御恩報謝[ごおんほうしゃ]の生活[せいかつ]を送[おく]る。 | ||||
宗門[しゅうもん] | この宗門[しゅうもん]は、親鸞聖人[しんらんしょうにん]の教[おし]えを仰[あお]ぎ、念仏[ねんぶつ]を申[もう]す人々[ひとびと]の集[つど]う同朋教団[どうぼうきょうだん]であり、人々[ひとびと]に阿弥陀如来[あみだにょらい]の智慧[ちえ]と慈悲[じひ]を伝[つた]える教団[きょうだん]である。それによって、自他[じた]ともに心[こころ]豊[ゆた]かに生[い]きることのできる杜会[しゃかい]の実現[じつげん]に貢献[こうけん]する。 |
この「教章」は、わが宗門に集う方々に、ぜひ心得ていただきたい浄土真宗の要旨であるとともに、新たにご縁のできた方に、み教えを理解していただくための手引きでもあります。
私たちは、近く宗祖親鸞聖人の750回大遠忌をお迎えいたしますが、この大遠忌を機縁に、先人の方々が身をもって伝えてくださった親鸞聖人のおこころを深く受けとめ、津土真宗のみ教えを混迷の時代を導く灯火として高く掲げ、人々に広く伝えながら、ともに世の安穏をめざして歩みたいと思います。
この「教章」を身近に備え、折りにふれて参照し、浄土真宗に親しんでくださるよう期待いたします。
門主 大谷光真